公教育にオルタナティブ教育を求めることは可能なのか

昨日、こんな記事を見つけて、
大学時代からずっと追い続けているテーマなだけに、
無視することはできないなぁ、ということで
再開したばかりのブログに私の考えを書いておきたいと思います。

オルタナティブ教育について、有名なブロガーの方が取り上げてくれることは
とても嬉しいことです。
この15年間で、ゆっくりゆっくり、オルタナティブ教育への注目度は上がり、
実際に実践の場をつくっている人達も増えた、という実感もあります。

私も大学時代に、アメリカには「チャータースクール」という制度があるのか!
と興奮した人のひとりです。
日本でもチャータースクールをつくるための法案をつくっていたグループがあり、
それなりに盛り上がっていたように感じていましたが、
それが、「教育特区でつくることができる」「NPO法人立学校は設立できる」
「コミュニティスクールで十分」など、色々と変化していき、
チャータースクール(日本語では「公設民営学校」と訳されていました)は
話題にも上がらなくなりました。
(※NPO法人立の学校は実際はできませんでした)

私は、この流れをどう感じていたかと言うと、
「ああ、もう日本では、公設民営の学校はつくることなんかできないんだ」
という諦めに近いものでした。
オルタナティブ教育の学校が公立学校として認められているオランダの教育制度にも、
ただただ羨ましさを感じたこともありました。

しかし、今から4年前、私はある2人の仲間と出会うことになり、
そこから少し希望の光が見えてきたのです。

それは、
「新たに学校を作ろうとするのではなく、公立学校そのものを変えよう」
という考え方でした。

今の法律や制度の中でも、まだまだ十分できることがある。
やろうと思えば、できる。
であれば、それができるように、公立の先生をサポートしよう。

そんな風に考えが変わって来たのです。

その気持ちの変化から、NPO法人エデュケーショナルフューチャーセンターを立ち上げ
先生達のための学びの場の提供、をしてきました。
とは言え、お恥ずかしながら、この活動も全く以て十分とは言えません。

先生の考え方や、アプローチの仕方、クラスづくりは変化しても、
「学校」という単位を変えるには、ものすごい労力と「出会い」が必要です。
(これは、震災後活動していた、プロジェクト結の学校サポート事業でも
 痛いほど感じることができました。)

そんな時。
もう、二度と来ないだろうと思っていたチャンスが巡ってきました。

それは、大阪市がやろうとしている教育改革の1つ
「公設民営学校」の設立。です。

これは、思ってもいないチャンスだと感じています。

教育特区を使って、いくつかのオルタナティブ学校や、株式会社立の学校はできました。
フリースクールもそのスクールの名前での卒業証書は貰えないけれど、
事実上卒業を認められる形にもなっています。
(でも、どーしても「公立学校に戻すことが良い」という考えは根強いですね)
多様化、という意味では少しずつ進んでいるのに、
なぜ、こんなにも閉塞感があるのか。

それは、やはり、公立学校そのものが変わらないからだ、と思うのです。

私は、色んな人が、色んなアプローチをしていくことが大事だと思ってます。
だから、
「『不登校続出』を社会問題にするつもりでやっていきます。」
にも賛同するし
「ゲリラ的にやっていく」
という形も有りだと思ってます。

とにかく、どれだけ多くの人達が、日本の教育の在り方に危機感を持ち、
行動を起こせるか。
それにつきると思うのです。

でも、この15年、私自身はくすぶっていました。
正直なところ、もうちょっと簡単に考えていました。(ごめんなさい)
35歳を過ぎて、やっと自分の実力が見えてきて、
現実と向き合うことができるようになってきたように思います。
(20代の頃の私を知っている方々、どうかお許しを…)

で、私はどうするか。

まずは、大阪市の公設民営学校設立、にどうにかトライしようと思っています。
もちろん、私ひとりではできないので、仲間達と。(これはNPOでやります)

そして、公立学校の先生方へのサポートや研修事業もきちんと継続し、
もっと力をつけていきたいと思ってます。

教育は、「票にならない」とか言って、
あまり政治家は力を入れたがらないけれど、
本当に全ての人が絶対に関わったことのある学校について、
そして、これからの日本の未来を左右することでもある教育課題について、
私たちは真剣に考えて行動していきたい。

そう感じている人達は、意外に少なくないことは、
この15年で感じているところなので、変えちゃいましょ。
日本の未来を。

 

コメント
おー、ワクワクしますね。これは楽しみ。どうなるか分からなくても楽しみです。
  • あいやま
  • 2014/01/07 9:24 AM
私も、どうなるか分からないから、楽しみです。笑
でも、やっぱり実現させたいですよね。
  • 中川綾
  • 2014/01/10 9:48 AM
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