対談の進行役の役割について


昨日は、
「リヒテルズ直子氏×苫野一徳氏とイチから考える公教育」
というイベントを
日本イエナプラン教育協会主催でおこなってきました
(私は協会の理事でもあります。)

今回の私の役割は、対談や会全体の司会進行役。

「公教育をイチから考えよう」という本でお二人の著書が基本となり、
お二人が本で伝えたかったことが基盤となる予定だったので、
打ち合わせはあえてあまり多くしすぎることなく
(あまり事前に話してしまうと、本番で新鮮味がなくなるので)
方向性だけ確認してスタートしました。



内容については、やっぱりここで話すよりも、
まずは、本を読んでもらえればと思うのと、
報告そのものは、
日本イエナプラン教育協会のニュースレターでしっかりするので
ここでは割愛します。

で、昨日の帰り道、協会代表の久保さんとおしゃべりしながら
イベントそのものの振り返りと、
対談形式の時の、司会進行の
(モデレーターとかファシリテーターとかそんな役割にも近かったかな)
役割って結局なんなんだろう。
ということについて考えて整理できたことを残しておきます。

私個人でいうと、
最近、メインの登壇者の対談や、パネルディスカッションの
進行役を頼まれることが多くなった気がします。
(テーマは全部教育系です)

個人的には、楽しいお仕事なので嬉しいのですが、
対談とかディスカッションの進行って、
「ただ進める役」ではないんだな。
ということを実感してます。(当たり前?)

まず、
昨日のあの会場で、登壇者の話を一番真剣に、
そして必死に聴いていたのは、
私なんじゃないか、ということです。笑

彼らが話したことをガシガシメモって、
キーとなるところや、もっと掘り下げたいところに
忘れないように星マークとか付けて、
彼らの話から私自身が話したくなったこととかもメモって、
頭の中がぐるぐるしているわけです。
舞台の上で。笑

でも、私は対談のメインパーソンではないので、
問いかける役なわけで、
私が話したいことを話す場ではないのと、
何より、「聴衆が聞きたいこと」に近い問いを投げかけることができるか、
ということを求められている気がして、
そこにどう応えるのか???
ということを考えると、もっともっと頭の中がぐわんぐわんしてくるわけです。

で、私の問いとは違うことが気になっている人にとっては、
「聞いてほしいことはそういうことじゃないんだよう!!」
ってなるだろうし、
一致していれば、「そうそう!そこ聞きたかった」
ってなるだろうし。

こればっかりは、相性の部分もあると思うので、
全ての人に応えることはできないことだな、
と終わって前向きに諦めます。
(だから、質疑応答の時間って大事なんだよね)


で、今回、新たに気がついたことは、
私がしていることの大きな役割としては、
登壇者が話していることを、
少し整理して、
「こういうことを今話してましたよね」
と確認をとる、ということなんじゃないかと思ったんです。

もちろん、確認をとってから問いかけることができると、
私も安心だし、聴衆のみなさんも、
話の流れを再度確認できるからきっと安心。

だけれども、実は、
「この話は聴衆に伝わっているだろうか」と一番不安なのは、
登壇している人自身なんじゃないか、
って気がついたんです。

私が、「こういうことを今話してましたよね?」
と確認している時、
ニコニコ頷いてもららうと、
私が安心したのと同じように、
登壇者も安心したから、ニコニコ頷いているんだな。って。

今回は特に、
しゃべりだしたら止まらない二人(笑)の対談だったので、
それぞれから、「司会進行を頼みます」と言われていました。

話したいことがたくさんある人たちって、
たくさん話したいだけじゃなくて、
「伝わってほしい!」
って思うから、たくさん話しちゃうんじゃないか。

そんな風に思ったのでした。


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